【副業時間の作り方】無駄な時間6選と時間を作る4ステップ
副業したいけど時間がない…。毎日働いている社会人の方で時間の無さに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。日々の通勤や業務でヘトヘトになってしまうと、なかなか副業に時間を割く余裕がないですよね。
しかし、毎日のスケジュールを振り返ってみると、思っていたより時間が見つかることがあります。実際、私もダラダラ過ごしてしまう時間が多かったことに気づき、時間の使い方を見直しました。今ではのんびりタイムも確保しつつ、副業時間を作ることができています。
時間の使い方の振り返りに加えてWebマーケティングについて学んだことで、以前は数週間に1記事くらいしか執筆できていなかったこのブログも、1週間に1記事挙げられるようになりました。
どんな副業をするにも、まずは時間の確保が必須です。この記事では、意外と無駄にしている時間の使い方の紹介と時間の作り方について紹介していきます。
副業には時間と体力が必要
まず前提として、副業するには「時間」と「体力(心身の余裕)」が必要です。
副業をしたいと思っている方の目的はスキルアップや収入アップかと思いますが、本業が忙しすぎたりハードすぎて体力がもたない場合は成果が出しづらいです。
エンジャパンの2019年の「副業」実態調査では、副業を成功させるポイントとして「体力的に無理をしない」ことがトップ回答となっています。
時間の確保も重要ですが、まずは現状を振り返って体力的にも副業が可能かどうか考えてみましょう。
今のままじゃ体力的にきつくて副業どころじゃない!という方も、時間の作り方を紹介しますので、諦めないで見て行ってくださいね。
時間の作り方には2種類あります
副業時間を確保する方法は、基本的にこの2パターンになります。
- 今のスケジュールから時間を捻出する
- 環境を変えることで時間を増やす
①今のスケジュールから時間を捻出する
1つ目は、今の生活の中で時間を作るパターンです。まずはこちらから取り組んでみましょう。
実際に私は図のように生活スケジュールを見直したことで、副業時間を確保することができました。
改善前を見ると、本当にのんびり過ごしていたことが分かりますね。実際、改善前の副業へのモチベーションも高くなく、やる気になった時にやろう程度でした。
②環境を変えることで時間を増やす
今の生活スケジュールではどうしても時間を確保できない場合は、思い切って環境を変えてみることをおすすめします。
具体的には、転職や引っ越しです。
ただし取り組むには「①の時間捻出」よりも負担が大きいため、目的・目標を再確認してから決めましょう。
意外と無駄な時間6選と改善方法
副業したいけど、毎日が忙しすぎて時間がない!休憩する時間も欲しいし…。どこから削ればいいの?
仕事に家事に育児に、毎日忙しい日々が続きますよね。時間を捻出しろと言われても、どこから削ればいいのか分からない人も多いかと思います。
休憩や娯楽を一切排除して副業時間に充てることも選択肢の一つではありますが、それではいずれ心身ともに疲弊してしまうでしょう。
のんびりタイムも家事など家のことも、無くす必要はありません。優先順位をつけるのです。
副業するには多少なりとも犠牲が必要です。どの時間も少しずつ短縮できれば、まとまった副業時間を作ることができますよ。
意外と無駄に時間を使いがちな代表例はこちら。
- SNSを見る時間
- テレビを見る時間
- ゲーム時間
- 通勤時間
- 家事
- 会社の付き合い
①SNSを見る時間
スマホを持ったらついつい見てしまうSNS時間は、かなり無駄が省けます。
スマートフォンでの情報収集に関する定点調査2022では、SNSの利用時間の平均は75.8分という結果が出ています。
SNSへアクセスしがちと自覚がある方は、この結果よりさらに長い時間SNSを見ている可能性も。
iPhoneやiPadのスクリーンタイム、AndroidであればDigital Wellbeingでアプリの使用時間や表示回数を制限すると良いですよ。
副業時間はスマホを近くに置かない、という方法もあります。
無駄にダラダラ見てしまう時間はどんどん削って行きましょう。
②テレビを見る時間
SNSと同じく、テレビも点いていたらついボーッと見てしまいがちなものの一つです。このボーッとした時間を削りましょう。
ADK生活者総合調査2022の調査では、1日当たりの地上波テレビ放送のリアルタイム視聴時間は、全体の1/3が2時間以上視聴している結果となっています。
テレビを見ない人が増えているとはいえ、Amazon PrimeやYoutubeなどをテレビに繋いで見ている方も少なくありません。
1日に見る時間やタイミング(食事中など)を決めて、ダラダラ過ごしてしまわないよう切り替えるようにしましょう。
③ゲーム時間
一度始めると何時間もやってしまうゲームも、もったいない時間を過ごしている一因と言えます。
今は基本プレイ無料の気軽に始められるソシャゲがたくさんあるので、プレイされている方も多いのではないでしょうか。
毎日複数のソシャゲをプレイしている方は、ゲームだけで多くの時間を費やしてしまいます。ソシャゲは1〜2個くらいに絞ってみましょう。
やらなくなったゲーム分の時間を副業時間に回せますよ。
私もソシャゲをプレイしていますが、体感的に3つ以上並行してプレイしていると、娯楽時間はほぼゲーム時間になってしまいました。アンインストールしなくても、たまにプレイするくらいの軽さで楽しんでいます。
④通勤時間
時間を作る上でできれば削減したいのが、通勤時間です。
車や公共交通機関での移動中は、運転に人混みとストレスが溜まりやすい環境です。この中で副業をするのはあまり現実的ではありません。運転中の考え事は特に危険です。
通勤時間が長いために副業時間が取れない場合は、部署移動や転勤、転職で職場を変更できないか検討してみてください。
引っ越しをして自分から職場に近づく方法でも良いですね。
テレワークが可能であれば、積極的に導入してみてください。通勤時間だけでなく、通勤のための支度も減らせるので、かなり時間の余裕が出来ます。
⑤家事
生活する上でどうしても必要な家事も、時間を使ってしまう一つです。
一人暮らしの方や、共働きの家族だと家事を全くやらないという選択肢はありませんよね。そんな時は時短アイテムの利用と、今より少し妥協することで時間を作ることができます。
家事をゼロにすることは難しいので、自動掃除ロボットや食洗機、乾燥機付き洗濯機など、頼れそうな家電はどんどん頼っていきましょう。
掃除機をかけるのも食器を洗うのも、自力でやると体力も時間も使います。時短家電を使っている間に、その分の時間を副業に回していきましょう。
でも急に家電なんて買えないよ、という方におすすめなのが、少し妥協して家事をする頻度を変えることです。この方法だとお金はかかりません。
掃除や洗濯など、そんなに頻繁にやらなくても大丈夫な家事がないか考えて、一度試してみてください。
毎日行わずに週末に一気に済ませるなどして、副業時間を確保してきましょう。
⑥会社の付き合い
R&Cマガジンの調査によると、コロナが5類になって以降、飲み会に参加する機会が増えてきているようです。この飲み会の時間も、時間が無駄になってしまう原因のひとつです。
職場の飲み会は全体の半数以上で行われています。全体の1/4以上の人が、公私含め月に2〜3回飲み会に参加するとの結果も。
引用:R&Cマガジン「1回の飲み代の平均は4,237円!1,000人調査の結果」
もし会社の飲み会が頻繁に開催されている場合は、参加する頻度を少なくしてみましょう。
断りにくい雰囲気でも、時には断る勇気も必要です。業務時間外はプライベートの時間なので、飲み会の強制参加は労働基準法上の問題となる可能性があります。(参考:AKASHI「飲み会の強制参加で残業代支払い義務?会社が知っておくべき注意点」)
楽しい飲み会であっても、頻度が多ければその分副業時間が減ってしまいます。二日酔いしてしまうと次の日の副業時間も確保できなくなることも起こりうるため、ほどほどに参加するようにしましょう。
【番外編】睡眠時間は極端に削ってはダメ!
なるべく削ってほしくない時間は、睡眠時間です。
睡眠障害の対応と治療ガイドラインで、専門家は「適切な睡眠時間は人それぞれで、日中に眠くならなければ十分である」との見解を示しています。
普段から日中に眠気を感じる人は、睡眠時間を削ることは避けた方が良いでしょう。
まずは睡眠以外の時間から無駄になっている時間を探すことをおすすめします。
仕事や家事など幅広い方面からアプローチしている時間術の本はこちら。4部構成で、1部ごとに20項目近くの時間に関するライフハックが記載されています。
副業時間の作り方〜4ステップ
省けそうな無駄時間も分かったところで、副業に必要な時間と実際に費やせる時間を算出してみましょう。
以下の4ステップで副業時間を確保してみてください。
1日のスケジュールを可視化する
最初に、自分が1日のうち何にどれくらい費やしているか書き出してみましょう。
ExcelやGoogleスプレッドシートを利用して、グラフを作ってみると視覚的にもわかりやすいです。
休日は比較的時間を取りやすいかと思いますが、書き起こすことで平日の無駄に過ごしている時間が可視化されやすいですよ。
「タイムスケジュール 円グラフ」で調べると、分かりやすい作り方が見つかります!
副業に使いたい時間を決める
次に、副業に使いたい時間を決めます。
時間を決めることで、はどれくらいの収入になるのかの目安にもなり、副業を行う上での具体性も増していきます。
どれくらいの時間が必要かは個々人の副業への目的や目標、種類によって異なります。何を目的に副業をするのかを、この時点でハッキリさせておきましょう。
1日にどれくらいの時間の確保が必要かは、行いたい副業によって異なるため、事前に調べて逆算しておくと良いです。
ガツガツ副業したい人は娯楽の時間をほとんど無くしてしまう選択肢もありますし、短い時間から少しずつ増やしていきたい人は、最初は短めに設定するのも有りですよ。
例として、未経験の初心者がWebライティングで月5万を稼ぎたい場合の算出方法を以下に記載します。
- 記事単価目安:1記事3,000円〜
- 執筆時間目安:3000字あたり5時間
⇨ 50,000円÷3,000円=16.666… 月に17記事執筆
⇨ 17本×5時間=85時間/月
⇨ 85時間÷4週=21.25時間/週
この場合、週22時間ほどの時間を作る必要あり
算出した時間が現実的ではない場合は、一旦目標を下げましょう。未経験の副業だと単価が低くなりがちなので、何ヶ月後かの期間を決めてそれまでに達成を目指しましょう。
経験を積んだり勉強して知識を増やしたりすると、単価も上がっていきます。大きすぎる目標は最初は達成しにくいので、計画を立てて段階を踏んでいくと良いですね。
無駄時間をなくして副業時間に充てる
副業に使いたい時間を算出したら、実行あるのみです!
毎日決まったスケジュールで進むとは限らないので、臨機応変に取り組んでいきましょう。決めた時間分の確保が想定よりも厳しいと感じた場合は、時間を減らしてその分集中しましょう。
副業なので、本業に影響が出ないことが大前提です。無理して体調を崩すと元も子もありません。
副業時間を習慣化させる
最後に重要なのが、こちら。副業時間を習慣化させることです。
習慣化するのに必要な日数は平均66日という研究結果が発表されています。(参考:How are habits formed: Modelling habit formation in the real world)
行動の変化の大きさによって、18日〜254日と振れ幅があるようなので、まずは最低でも3週間続けられるように意識してみてくださいね。
時間を有効活用するなら、Webマーケティングがおすすめ
副業で何をするか迷われている方がいれば、Webマーケティング関連をおすすめします。時間を有効活用しつつ、多方面で役に立つ分野だからです。
「webマーケティング」とはひと言で言うと、オンラインショップなどのwebサイト、webサービスに対して、より多くの消費者を”集客”し、サイト上で展開している商品やサービスなどの購入や、長期的な関係構築を促す、一連の活動です。
「国内デジタルマーケティング関連サービス市場支出額予測、2020年~2025年」の調査結果では、国内のデジタルマーケティング市場の規模は年々上昇していく予測となっています。
インターネット広告費も右肩上がりになっており、これからもWebでのビジネスは加速していくでしょう。そういった意味でもWebマーケティング業界やその知識は将来性があると言えます。(参考:電通「2021年 日本の広告費」)
学んでおいて損はなし!
また、自身のブログ運営やSNS運営、SNS運用代行、Webライティング…と様々な副業にWebマーケティングが関わっています。
これらは家で出来て初期投資も少なく、初心者も始めやすい副業としてよく紹介されています。副業時間がなかなか取れない人にはもってこいの仕事です。
Webマーケティングの知識を使った仕事であれば、いずれは複数の副業にも挑戦できます。最初は勉強しなければならないですが、将来的にはWebサービス関係で知識や経験を活かせるので、結果的にコスパ・タイパの良い知識になりますよ。
おすすめのWebマーケティングスクール2選
Webマーケティングをおすすめしましたが、何から始めればいいか分からない人はWebマーケティングスクールの受講も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
基本的にオンラインで完結することが可能ですし、スクールだと一緒に頑張る仲間にも出会えます。一人だと続かない人にもとてもおすすめです。
2つのWebマーケティングスクールを紹介しますね。それぞれ特徴があるので、自身の副業の目標や生活習慣なども踏まえて検討してみてください。
隙間時間に少しづつ勉強したい人 :Withマーケ
本気でWebマーケティングを学びたい人:ワナビーアカデミー
Withマーケ
Withマーケは、完全オンラインの月額制Webマーケティングスクールです。
月額制のため自分の好きなタイミングで始めることも辞めることもできます。入会金は必要ですが、他のスクールよりはるかに安く始められるので、一般的なスクールを受講する余裕がない人にもおすすめです。
講義の内容は5〜10分ほどの短い動画に分けられているので、まとまった時間が取れない人も隙間時間で学ぶことができるのが特徴です。
ポイント制を導入しているので、貯めたポイントで記事やアカウントを添削してもらうこともできますよ。質問であれば無制限で可能で、ポイントも不要です。
公式LINEの無料個別相談では、自分に合った学習方法を提案してくれますよ。
ワナビーアカデミー
Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)は、実務経験が積めるWebマーケティングスクールです。
副業コースでは2万〜5万円分の案件獲得保証が用意されています。クライアント案件を取りたい方は確実に実務経験が得られるので、おすすめのスクールです。
受講方法はオンラインと通学(東京)があります。東京近辺にお住まいで自習が苦手な方は通学して勉強するのも良いですね。
受講中の質問は無制限で、専門のキャリアアドバイザーへキャリア相談もできますよ。
気になった方はぜひ無料オンライン説明会を予約してみてくださいね。
まとめ:副業する時間は意外と見つかります!
副業時間の作り方や、普段無駄になりがちな時間を紹介していきました。
なんとなくもったいない過ごし方をしているなあと思っていても、改善までには至らない人も多いかと思います。やはり自分の時間の使い方を可視化することが一番の気づきになりますよ。
案外、時間がないのは思い込みという場合もあります。せっかく副業したいという気持ちがあるので、重い腰を上げて副業時間を作ってみましょう!
楽しくなければ続けられないので、最初はハードル低めに目標設定して、時にはご褒美もあげちゃってください。本業もあるのに副業してるあなたは偉い!頑張ってる!
THE 4TH PLACEは皆さんが楽しく目標や夢を実現していくことを応援しています