【副業体験記①】初心者がWebライティングをやってみて感じたこと
Webライティングといえば、始めやすい副業のひとつとして聞いたことがあるかもしれません。
私も始めやすいことを理由にブログやWebライティングに手をつけた一人です。
今年半年間Webライティングの仕事を受けてきて感じたことを、記事にまとめていきます。
Webライティングが気になったけど挑戦することに迷っていた人は是非参考にしてみてくださいね。
なぜWebライティング?
副業で収入を得たいと考えた時にまず浮かんだのがWebライティングでした。
次の項目でお伝えしますが、私は特に専門的な知識を持ってはいません。
なので何で副業するかを考えた時に、専門知識や特定のソフトウェアの操作スキルが不要で(必要な記事ももちろんあります)、本業の傍ら自宅でできるというWebライティングが一番に候補に挙がったのです。
何かしら仕事をしてみたかったので、実績がなくても始めやすいところも決め手でした。
スタート時のスキルと半年後の結果
Webライティングをやってみて感じたことお伝えする前に、まずはWebライティングを始めたときの私のスキルや状況がこちらです。
- 普段は一般的なフルタイム勤務の会社員
- 文章を書く仕事は全くの未経験
- メール文章の作成はそこそこ得意
- 法律や医療など専門的な知識は無し
…とまあ、こんな感じです。
今でもあまり変わりませんが、特別なスキルを持っていないことがわかりますよね。
そして、実際に半年ほど続けてみた結果がこちら。
- テストライティング含め、15記事ほど執筆(3〜8000字/記事)
- 記事単価は0.5円〜0.7円
- 2クライアントから継続案件の依頼
- 構成案の作成も経験
実績がないこともあり大きな成果ではないですが、結果的にはWebライティングの記事執筆を行うことができました。
最初の仕事
早速クラウドソーシングサービスに登録して、やる気と誠意を込めたプロフィールを作成したところ、タイミングよく依頼が来ました。
占いに関する記事で、記事単価3,000円の仕事です。
事前にテストライティングを行い、合格後依頼された内容の記事を執筆しました。
構成は用意されていて、5000字程度で8時間ほどかかりました。
記事を納品後に同じクライアントから継続案件をいただき、2記事目以降はChatWorkでやり取りしながら執筆・納品していきました。
クライアント案件の記事執筆で感じたこと
初めて依頼をこなし、その後いくつかのクライアントで仕事をしましたが、勉強になった点・大変だと思った点があったので順番にご紹介していきます。
勉強になった点
- 調査は念入りに行うこと
- 参考にするのは内容よりキーワード
- コピペチェックツールの存在
調査は念入りに行うこと
Webライティングは、いかに調査できているかで作業のスピードに大きく変わる仕事だと感じました。
調査して情報を把握していないと、スラスラと文章を書くことができません。
私はマインドマップツールを使って、情報の整理や各見出しで大体どんなことを書くかのメモを作成していました。これ、結構おすすめです。
調査だけに時間がかかってしまいますが、記事を書きながら調べながらを繰り返すよりもずっと書きやすく、ストレスは減ります。
参考にするのは内容よりキーワード
調査をする中で参考や出典となる記事や資料を読みますが、言いたいことをそのまま書いてあるからといって文章まるっとコピペはNGです。
語尾を変えただけなど、他人の文章をほとんど引用するのではなく、参考にするキーワードを抽出して自分で組み立てていくことが大切だと感じました。
コピペチェックツールの存在
私が仕事をしたクライアントの多くで、コピペチェックツールの使用を採用していました。
執筆した記事のコピペ率をチェックするツールです。
自分の文章が既存の記事とどれくらい似ているか、参考にすることができます。
大変だと感じた点
- 違うキーワードで似た構成を何度も執筆する案件は、だんだんキツくなる
- コピペチェック率はおおよそ40%以下で指定される
- 記事(文字)単価はなかなか上がらない
- 複数のクライアント案件を受けているとスケジュールがパンパンになる
- 最初はクライアント独自のルールの把握に時間がかかる
違うキーワードで似た構成を何度も執筆する案件は、だんだんキツくなることも
継続案件を受けると、似た構成で違うキーワードの記事を執筆する案件もあります。
ルーティンワークになる部分もあるので、人によってはやりやすく感じるかもしれませんが、私は逆に窮屈に感じてしまいました。
納品を重ねるごとに筆が乗らなくなったことも・・・
コピペチェック率はおおよそ40%以下で指定される
勉強になった点で説明したコピペチェックツールを使用したコピペ率の確認ですが、クライアントからは一致率が35〜40%に収まるように指示されることが多かったです。
意図してなくても既にネット上に挙がってる記事と被ってしまう言い回しなどが出ることがありました。固有名詞が多いと一致率がどうしても高くなってしまう傾向にあります。
一致率35%以下は結構大変!
記事(文字)単価はなかなか上がらない
クラウドソーシングサービスを利用したこともあってか、記事(文字)単価はすぐに大幅に上がることはありませんでした。
もちろん私の営業不足という点もありますが、1円以上の文字単価の依頼は専門的な知識を要する内容が多く、応募もしにくいものでした。
単価を上げるのであれば、SNSなど個人で発信できるところで仕事を探したり、ブログ記事をUPして宣伝するなどして直接クライアントと取引する方法も模索すべきかもしれません。
複数のクライアント案件を受けているとスケジュールがパンパンになる
一時期複数のクライアントから仕事をもらって同時進行していました。
しかし、Webライティング始めたての初心者が行うにはとても大変です。
1記事にどれくらい時間がかかるか把握しておかなければならないし、副業であれば本業をおろそかにもできません。体を壊してしまったら本末転倒ですし。
実際私は数週間体調を崩しました・・・
まずは無理なく1つずつこなしていきましょう!
最初はクライアント独自のルールの把握に時間がかかる
多くのWebライターさんと契約しているクライアントの場合、文調を揃えたりクライアントのマーケティング指示があったりと、ルールが設けられていることもあります。
これは完全にライターさん個人の性質によりますが、ルールがあることで方向性が判断しやすく作業も行いやすい方もいれば、ルールに合わせなくてはならないとプレッシャーやストレスを感じる方もいます。
どちらにせよルールの把握には多少時間がかかってしまうため、始めの方は納品までに余裕を持って執筆していくことをおすすめします。
やはり実績があると仕事が受けやすくなる
私は運よくクライアントから声がかかりWebライティングの仕事を始められましたが、やはりブログでこんな記事書いてます、など文章を書いていると判断できる材料があると仕事が受けやすいですね。
実績がないけれど仕事を受けたい場合は、一度低い文字単価の案件を受けてみても良いかもしれません。
自分の実力の把握ができ、記事執筆の雰囲気も感じ取ることができますよ。
もちろん受けた仕事は実績としてアピールできます!
ブログを開設して独自で記事執筆していく方法もあります。
ブログ運営で結果を出せれば案件も取りやすいですし、文章作成だけでなくマーケティングの知識も身に付きます。単価も上がります。
ブログを開設するなら
Amebaなどの無料ブログでも記事執筆には問題ないですが、運営して収益を目指すのであればサーバーを借りて自分のブログを作るといいですよ。サイト構築にはWordpressを使いましょう。
Webライティングの案件には、Wordpressに入稿して納品という形をとっているものもあるため、Wordpressを扱えていることもアピールポイントになります。
レンタルサーバーだと『シン・エックスサーバー』、ドメイン(ブログの住所=URL)を取得するなら『お名前.com』がおすすめです。
シン・レンタルサーバー
『シン・レンタルサーバー』は大手レンタルサーバーサービスXserver(エックスサーバー)のシステムをベースとした新しいサービスです。
高性能とされるエックスサーバーのレンタルサーバーの水準で料金も比較的安価なため、コストパフォーマンスが良いと評判です。
お名前.com
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Webマーケティングの勉強をするなら
初心者だけど将来的にブログ運営でマーケティングを学びたいと思っている方は、月額制Webマーケティングスクールの『Withマーケ』をおすすめします!
月額4,980円でブログ運営に関する知識やノウハウ、記事添削や講師への質問などを好きなタイミングで学ぶことができます。
LINEで無料個別相談も行なっているので、気になる方は相談してみてくださいね。
まとめ:Webライティングを始めたい人は、ブログ開設すると一石二鳥!
様々なところで言われていますが、Webライティングの仕事は初心者でも受けることができることが実際体験してわかりました。
初心者ができるレベルのものだと文字単価低くなるので費用対効果が割に合わないところが難点です。クラウドソーシングサービスだと単価も上がりにくい印象でしたし。
その点を含めて、ブログ開設も視野に入れると良いと感じました。
今回ご紹介したサービスに限らず、レンタルーサーバーの無料お試し期間を設けているところは多くあります。
文章を書く他にWordpressの使用感も試せますので、ブログに書ける内容なんてないよ、という方も、一度開設してみてはいかがでしょうか?